建物の機能設計はもちろん、人々が過ごす時間や体験、人間関係を大切にした身体感覚の設計をご提案します。自然との調和も私たちの設計のポイントです。太陽の日差しや緑を豊かに取り入れることで、自然を感じながら健康的に暮らせます。
私たちは共通の体験が関係を深めると信じ、五感を通じて共有できる居心地の良い空間を提供いたします。
代表 水澤 勇一
建物の機能設計はもちろん、人々が過ごす時間や体験、人間関係を大切にした身体感覚の設計をご提案します。自然との調和も私たちの設計のポイントです。太陽の日差しや緑を豊かに取り入れることで、自然を感じながら健康的に暮らせます。
私たちは共通の体験が関係を深めると信じ、五感を通じて共有できる居心地の良い空間を提供いたします。
代表 水澤 勇一
建物って何年位もつのだろうと疑問に思ったことはないですか。
鉄筋コンクリートのマンション、ビルを例に耐久性や建替えの事例、そして維持管理のポイントについてご紹介します。
2024/2/23
「家を買う」と「家を作る」について・・・・
2024/1/12
木造住宅・戸建て住宅を長く大事に使う・・・・
耐震・防災など建築技術が発達(精緻)し、建築基準法は緩和されて、狭小な敷地でも耐震性や防火性の優れ、軒先なくバルコニー付きの三階建住宅が数多く建設されている。
建築基準法は新築時の必要最低の基準を確保するものであり、長く大事に使う具体的な指針はなく、多くの個人所有者が自らの責任で維持管理を行う必要がある。
<住いを長く大事に使う・・・長い経験から>
1)どの程度、長く大事使うかの人生目標を持つーー人生100年時代
2)建築技術が精緻になると、住いの維持管理も精緻になり、木材の性質を良く理解する。
木材は、軽く、柔かく(しなやか)、重量当りの強度は高く、水•湿気に弱く、簡単に燃える。
3)構造木材は何より水•湿気を嫌うが、戸建て住宅は軒先が少なく、平屋根(バルコニー)、結露しやすい。
特に、外壁の防水シールの耐用年数は6年程度で3年程度で破断する事例も珍しくもない。また、平屋根の防水•結露も技術力の差が大きい。
4)漏水、結露はすぐに劣化には繋がらないが、表面に見えず長年に渡ると腐食やシロアリ被害で、柱•梁が全損している事例は多いが、精緻な技術で施工された建物は劣化で、耐震力の低下は著しく下がる。ーー都市部の戸建て住宅を懸念している。
5)神社仏閣・古民家は日本の伝統技術(しなやかな構造)であるが、建築基準法も一般住宅では追い付いてはいない。ーー高層建築に生かされている。
以上ですが、一番は、仮でも良いから人生目標を持ち、上記の通り細やかな技術力持つ「信頼できる設計者・工務店」が必要です。
<余談>
マンションは前回お話しした通り、難しくなく次世代に残せる資産になるのですが、戸建て住宅の皆さんはどの様に資産を継ぐのでしょうか? 宜しければお知らせください。その叡智をこれから家を立てる方に繋ぎますので。
次回は、長く大事に使うの続きになりますが「家を買う方」「家を建てる方」について、お話しいたします。