建物の機能設計はもちろん、人々が過ごす時間や体験、人間関係を大切にした身体感覚の設計をご提案します。自然との調和も私たちの設計のポイントです。太陽の日差しや緑を豊かに取り入れることで、自然を感じながら健康的に暮らせます。
私たちは共通の体験が関係を深めると信じ、五感を通じて共有できる居心地の良い空間を提供いたします。
代表 水澤 勇一
建物の機能設計はもちろん、人々が過ごす時間や体験、人間関係を大切にした身体感覚の設計をご提案します。自然との調和も私たちの設計のポイントです。太陽の日差しや緑を豊かに取り入れることで、自然を感じながら健康的に暮らせます。
私たちは共通の体験が関係を深めると信じ、五感を通じて共有できる居心地の良い空間を提供いたします。
代表 水澤 勇一
建物って何年位もつのだろうと疑問に思ったことはないですか。
鉄筋コンクリートのマンション、ビルを例に耐久性や建替えの事例、そして維持管理のポイントについてご紹介します。
2024/2/23
「家を買う」と「家を作る」について・・・・
2024/1/12
木造住宅・戸建て住宅を長く大事に使う・・・・
私は常々「家を買うと言う人々」と「家を作ると言う人たち」は何が違うのかと、疑問を持ってました。
首都圏および都市化した地方でも、家を買う派が多くなり、家を作る派は年々少なくなっている様に思います。今回は、その違いを考えてみようと思います。
【家を買う派】
① 将来の生活設計を資金繰りを除き、自分で深く考えることが圧倒的に少ない。(とても楽)
② ほとんどの分譲住宅の設計目的は、収入のある働く世代、子育て世代となっている。(核家族化・圴一的な家族感)
③ 従って、退職、子育後の人生設計が先送りされている。(漠然とした不安)
④ 圴一的家族感のために、流動性が高く社会的な資産価値が高い。(いつでも買い手がいる)
【家を作る派】
① 資金繰りの他に、家族の生活設計・老後の生活計画や自分の個性を考える必要があり時間がかかる。(しんどくも楽しく、満足度が高い)
② 生活設計は多岐に渡り、場合によっては子世代も含めた設計の傾向が多い。(次世代への配慮)
③ 生活設計が個性的になり、流動性が低く社会的資産価値が低い。(売りにくい)
【社会への影響】
それぞれに良し悪しは無いが、今の日本社会の高齢化問題(介護・経済・家族の幸せ)を考えると、家を作る派の早めに老後の生活設計・次世代への配慮を考える事は、ご自身にも日本社会にもとても大事な事とおもいます。
【余談】
このコラムを記していると、ギリシャ神話のエロスとタナトスを思い浮かべました。エロスがが大事なのは当然ですが、我々は、タナトスを忘れたふりをして不安(介護・医療・住い)になっている様に思います。
◾️エロス:生きる力(家族の生活設計)
◾️タナトス:死ぬ力(老後の生活設計)
今回は、時間がかかってしまいました。次回は事業用建物や店舗・介護施設などについて、記したいと思います。